- 仕事は好きだけど上司が嫌い過ぎて辞めたい限界という時どうすればいい?
- 上司と合わない、嫌い過ぎてうつになりそう
- 上司が嫌いで態度に出てしまうのをどうすればいい?
- 上司のことがストレスで辞めたいけど退職しても大丈夫?
- 上司が嫌いでできれば関わりたくないので対処方法を知りたい
仕事は好きだけど上司が嫌いだと毎日仕事に行くのもストレスに感じてしまいます。
いくら仕事自体が好きでも上司のことが嫌いだと職場の居心地も悪くなってしまいます。
あまりに嫌いすぎると仕事を辞めたくなる人もいるでしょう。
「毎日顔を合わせる上司が嫌いで、性格的にも合わないと思っているだけでうつになりそう」
そんな悩みを持った人は実に多いのです。
しかし、上司が嫌いすぎるという理由で退職しても大丈夫なのでしょうか。
この記事では嫌いな上司に対処する方法と、本当に退職してもいいのかどうかについてまとめています。
上司との人間関係でもう限界だと感じている人はぜひ参考にしてください。
仕事は好きだけど上司が嫌いという理由で退職するケース
仕事は好きだけど上司が嫌いすぎるという理由で退職しても大丈夫です。
上司が嫌いだから仕事を辞めるというのは退職理由としておかしくはありません。
理由として妥当な理由は以下の通りです。
- 人間関係が原因で退職する人は多いから
- 職場環境は上司によって左右されるから
- 他の会社で働く選択肢もあるから
それぞれ詳しく解説していきます。
①人間関係が原因で退職する人は多いから
退職理由の多くは人間関係です。
上司にしろ同僚にしろ、一緒に働く人間とあわなくて仕事を辞める人は多くいます。
自分の行動は変えることができても他人の行動は変えられません。そのため、人間系の悩みは解決しづらく、退職への繋がってしまうのです。
ココに注意
無理して働き続けるとストレスがかかってしまい精神的に病んでしまう恐れもあります。
②職場環境は上司によって左右されるから
職場環境は上司によって大きく左右されます。
尊敬できる上司ならば一緒に働けるだけでもうれしいですし、アドバイスも素直に受け止めることができます。また上司のためにも頑張りたいと思う気持ちも湧いてくるでしょう。
それに対して上司が嫌いだと、同じ部屋にいるだけで気分がよくないですし、指示をされても素直に聞き入れられなくなります。さらにパワハラ・セクハラがある上司だと、一緒の空間にいるだけでも耐えられなくなる場合もあります。
嫌いな上司のもとでストレスを感じながら働き続けるのは精神的にもよくありません。そんな状態ならばしっかりした成果を上げるのも難しいでしょう。
そういった職場環境ならば限界を感じて辞めたいと思っても不思議ではありません。
③他の会社で働く選択肢もあるから
仕事が好きだとその会社に居続けようと思ってしまいますが、他の会社で働くという選択肢もあります。
他の会社に移ることで嫌いな上司のストレスを感じることなく、のびのび働ける可能性も十分にあります。
世の中にはたくさんの会社があるため、好きな仕事ができるところは1ヶ所ではありません。
上司が嫌いすぎる場合には、他の会社で好きな仕事を続けたほうがよほど生産性もあがります。
ココがポイント
自分の力を最大限に活かすためにも上司が嫌いな職場からは一刻も早く離れたほうがいいといえます。
仕事は好きだけど上司が嫌いで会社を辞めたい理由
上司が嫌いすぎる理由はさまざまです。もう限界に感じるほど嫌いになる理由には以下のようなものがあります。
それぞれ詳しく説明していきます。
上司が嫌いで辞めたい理由①まともにコミュニケーションが取れない
上司が嫌いすぎる理由の1つがコミュニケーションがきちんととれないことです。
上司にコミュニケーション能力が欠けていると、お互いに意思疎通ができず、仕事上のミスも増えてしまいます。話が通じないとお互いにストレスも溜まります。
たとえ学歴があってもコミュニケーションがしっかり取れない上司は少なくありません。閉鎖的な空間にいるとコミュニケーションの経験が少なく、会話とのずれが生じやすくなってしまいます。
「上司が何を言っているかわからない」「話が長すぎる」「上司と合わない」といった理由で仕事を続けるのがもう限界だと感じる人も多いです。
上司が嫌いで辞めたい理由②人によって態度が変わる
相手によって態度が変わる上司も嫌われます。
たとえば自分よりも上の身分の人にはぺこぺこして、部下の前では横柄な態度を取るような人間が尊敬されるはずはありません。
こういった裏表がある人間は誰からも信用されなくなってしまいます。
裏表がある人間が上司だと、着いて行こうという気にはなれません。
人によって態度が変わる上司を見ている部下としては、「私この上司とは合わない」と感じる人が多い様です。
上司が嫌いで辞めたい理由③理不尽
筋道が通っておらず理不尽きわまりない上司も嫌われます。
たとえば、前回の指示とまったく違う指示をしてきたり、曖昧な指示をしてきてミスをすると怒ったりと、自分に責任があるにも関わらず、怒鳴り散らすような上司は嫌われます。
ココに注意
自分が仕事をする能力がないのに指示ばかりしてくるような上司も嫌われがちです。
上司が嫌いで辞めたい理由④すぐ感情的になる
すぐに感情的になり、いつもイライラしているような人間には誰も近づきたくありません。
感情的に怒鳴られると精神的にも疲れてしまいます。そうして体力を奪われるのは時間の無駄です。
何か気に入らないことがあるとネチネチといつまでも詰めてくる上司からは極力、距離を取りたいです。
上司が嫌いな理由⑤自己中心的で部下や後輩を守らない
いざというときに保身に走り、部下や後輩をかばってくれないような上司はかなり嫌われます。
一度そういったシーンを目にすると「自分も助けてもらえないかも」と感じてついていきたくなくなります。
また仕事のミスを人のせいにしたり、売上が上がらないのを部下のせいにしたりするような上司には誰もついてきません。
ココがポイント
部下に何かあったときに自分が責任を取るような上司でないと、一緒に働きたいとは思えません。
仕事は好きだけど上司は嫌いで限界!うつなる前の対処方法
仕事は好きだけど上司が嫌いすぎると同じ職場で働く気がなくなってしまいます。ストレスが溜まって退職してしまう前に以下のようなことを試してみましょう。
- 上司よりもさらに上の立場の人に相談する
- 上司と合わない理由を分析してみる
- 思い切って休みをとる
- 人事部に相談して部署を異動してもらう
- 上司との関わりを最小限に抑える
- 心療内科で診てもらう
- 上司の上司と仲良くなる
①うつになる前に上司よりもさらに上の立場の人に相談する
上司が嫌いすぎる場合は、さらにその上の上司に相談してみましょう。
パワハラ・セクハラなどを受けている場合にはしっかり報告したほうがいいです。
このとき注意したいのは、上司と合わないと性格を非難するのではなく、実際に起こっている事実を伝えることです。
上司の嫌なところを伝えようとすると、どうしても感情的になってしまいます。そうではなく、問題のある行動や振る舞いといった現象を冷静に伝えるようにしましょう。
しっかりした事実が伝われば上司に何らかの処罰が下る可能性が高いです。
ココがポイント
もし何も変わらないようならば会社自体に見切りをつけてもいいかもしれません。
②ストレスでうつになる前に思い切って休みをとる
思い切って有給休暇を使って会社を休むのも対処方法のひとつです。
上司が嫌いすぎる場合、少しでも離れるだけでストレスから解放されるはずです。有給休暇の取得は労働基準法で定められているため、会社や上司は拒否できません。
労働基準法第39法
使用者は、その雇入れの日から起算して6箇月間継続勤務し全労働日の8割以上出勤した労働者に対して、継続し、又は分割した10労働日の有給休暇を与えなければならない。(WIKIBOOKS)
長期間休む場合は、しっかり業務の引き継ぎをしておきましょう。
会社から連絡が来ない状態で休むことで、しっかりリフレッシュできます。
③上司が嫌いでうつになる前に人事部に相談して部署を異動してもらう
同じ会社で仕事を続けたい場合には、人事部に相談して部署を異動してもらいましょう。
本当ならば嫌いな上司に異動して欲しいところですが、そういうわけにもいかないため、自分が異動する選択が賢いと言えます。
部署が変われば上司の顔を見ずにすむため、ストレスも軽減されます。
集中力も上がり、前よりも成果が出せるようになる可能性も高いです。
④苦手な上司との関わりを最小限に抑える
いろいろやってみたけども事態が好転しない場合、仕事と割り切って上司との関わりを最小限に抑えましょう。
指示を仰いだり、報告する以外は極力コミュニケーションを避け、できるだけ対面する時間を減らします。そうすることで多少はストレスが軽減されるはずです。
自分で入る会社は選べますが、上司は選べません。
上司と自分が合わないなと感じてもなるべく会話をしないようにして仕事に集中しましょう。
⑤うつになる前に心療内科で診てもらう
上司が嫌いすぎて精神的にも限界だと感じたら、うつになる前に心療内科などの専門機関で診てもらいましょう。
たとえば、以下のような症状が出ている場合は要注意です。
注意ポイント
- よく眠れない
- 食欲不振が続いている
- 職場にいると頭痛・吐き気などがよく起こる
- 感情の浮き沈みが激しい
- 好きなことをやっても楽しくない
こういった症状が見られる場合は、心療内科を受診して適切なアドバイスをもらうようにしましょう。それにより診断書が出れば、会社を休職できる可能性もあります。
また診断書があると上司の態度が改善される場合もあります。
部下に異状があった場合、上司の責任能力を問われることになります。そうすると上司の評価が下がりますし、場合によっては降格処分になることもあります。
⑥上司の上司と仲良くなる
上司の上司と仲良くなってしまうのも有効です。
上司の上司と仲良くなれば、あなたに対してひどい態度が取りづらくなります。自分の上司と仲がいい後輩には手を出しづらくなるため、立派な防衛方法になります。
これなら直接、嫌いすぎる上司にアプローチする必要もないため、改善のためのコミュニケーションすらとりたくない場合にもおすすめです。
上司が嫌いすぎてもう限界辞めたい!次にとるべき行動は?
さまざまな対処法を試してみたものの、やはりもう限界だという場合には新たなアクションを起こす必要があります。
- 労働基準監督署に相談する
- 弁護士や警察に相談する
- 退職する
社内だけではどうにもならないと感じたら外部に相談する必要がでてきます。
①労働基準監督署に相談する
嫌いな上司だけでなく、会社全体に不信感があるのならば労働基準監督署に相談してみましょう。
労働基準監督署は会社が労働基準法に則っているかどうかを監督する機関です。
たとえば、やたらと長時間の残業があったり、有給休暇が取れなかったりする場合は労働基準法に違反している可能性が高いです。
②弁護士や警察に相談する
上司からのパワハラ・セクハラがある場合には弁護士や警察に相談してみましょう。
その際、以下のような方法で証拠を残しておくとスムーズに対応してくれます。
ポイント
- 音声を録音する
- 傷跡の写真を撮る
- 現場の写真や動画を撮る
- メールやLINEの文面を残しておく
- 同僚から証言をもらっておく
- 日記をつけておく
こうした証拠がないとやった・やらないの水掛け論になってしまう恐れがあります。
もし損害賠償請求などをする際も、証拠が多ければ多いほど裁判を優利に進められます。
③退職する
上司が嫌いすぎてもう会社に行きたくないと感じたならば退職してしまうのも選択肢のひとつです。
そのまま我慢して働き続けても肉体的・精神的に疲弊しきってしまえば、どこかでガタがきてしまいます。精神疾患などになってしまうとそこから回復するまでに長い時間を要します。
そうなってしまう前に退職して新しい可能性にチャレンジしましょう。
自分で退職の意思を伝えるのが難しい場合には、退職代行サービスに依頼するのがおすすめです。
労働組合か弁護士運営の退職代行サービスならば有給休暇の取得や未払い給与の交渉なども行ってくれます。
退職代行サービスに依頼した当日から会社に行かなくていいこともあるため、もう限界だと思ったら利用してみましょう。
仕事は好きだけど上司が嫌いすぎるて限界で辞めたい!うつになる前の対処方法まとめ
仕事を続けるにあたり、上司との合う・合わないの相性は重要な問題です。
会社だけの付き合いと割り切れる性格であればストレスもコントロールできるかもしれませんが、多くの場合上司との日々のやり取りにイライラしてストレスが溜まっているものです。
いくら仕事が好きでも上司が嫌いすぎると同じ職場で働き続けるのは難しいです。
限界になる前に、早めに対処する必要があります。
好きな仕事ができる会社は決してひとつではありません。
苦手な上司と日々ストレスを抱えながら仕事をするのが限界と感じたら転職を前向きに考えてみてはいかがですか。
転職しても好きな仕事が続けられる可能性は十分にありますし、職場環境が変わればもっと働きやすくなる可能性が高いです。
自分で退職を切り出しづらい場合には退職代行サービスを利用してみるのもおすすめです。
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